「菊丸のどっきりマッサージ術!」 明日のために その二
7月 08

今日は学校のオリエンテーリングで山登りにきているんです。
少しはりきりすぎてわたしたちはただいま一位を独走中。

「ほら、菊丸くん。遅れてるわよ」
「菊丸くん、がんばって」
いずみと千春。二人の美少女に声をかけられても、菊丸の動きは遅々として進まない。
というより、もはや歩く気がなくなっているのがみてとれるのだった。
「二人とも、はりきりすぎだよ。後ろなんてもう誰も見えないじゃないか」
「いいじゃないの。せっかくなんだしこのままゴールしちゃえば」
「この荷物みてよ~。休ませてくれないと死んじゃうよ」
背に負ったリュックは何を入れているのか、パンパンに膨れ上がって菊丸を押し潰さんばかりだ。
「もう、しょうがないわねえ。じゃあ、あそこの大きな木のところまで行ったら休憩にしましょ」

「ふえ~、疲れた」
木の根元に腰を下ろした菊丸は、気だるげに手足を投げ出してひと時の休みを満喫している。その若者らしくない様子にいずみは呆れ気味だ。
「なっさけないわね~。もっと気合を入れなさいよ」
「そうは言うけどね、いずみちゃ‥」
と、言い訳をしかける菊丸の言葉が止まり、視線がいずみに固定されたまま動かなくなる。
(お、おお~~~~~っ、もう少しで見えちゃいそう!!)
山登りには似合わぬいつものミニスカートの裾から、今にもパンティーが見えてしまいそうな迫力だったのである。
「? どうしたの、菊丸くん‥きゃ、きゃあああああっ!! こ、このっ!!」
菊丸の視線に気付いたいずみはスカートの裾を押さえると、不埒な同級生に一瞬でお仕置を与えるのだった。

「まったくもう。あんたって人はいつもいつも。せっかく山登りに来てるのに‥」
頭を押さえ蹲る菊丸に向かって小言を繰り出すいずみであったが、その背後で奇妙な動きを見せる影の姿が。しかし、その気配に気付くことなくいずみは小言に集中し続けていた。
ようやく頭の痛みが薄れ、菊丸がその気配に気付いた途端、顔が強張り血の気が失せる。
「ちょっと、菊丸くんっ、聞いてるの?!」
その様子に真面目に聞いていないと思ったいずみが声を荒げるのと、硬直が解けた菊丸の叫びが上がるのは同時だった。
「い、いずみちゃんっ、危ない! へ、蛇だ~~~~~~~~っ!!」
「えっ」
菊丸の叫びを合図に背後で窺がうようにしていた蛇が、いずみの胸元にするりと落ちてきたのだった。
「きゃああああっ!!」
「い、いずみちゃんっ?!」
「いずみっ?!」
慌てていずみの下に駆け寄る二人。いずみは胸元を抑え、蹲ったままだ。
「大丈夫なの、いずみ?」
「それが胸を咬まれて‥」
親友の蒼ざめた表情に、同じように顔を真っ青にして千春が菊丸に助けを求める。
「菊丸くん、どうしよう」
「とにかく先生たちに知らせよう。ここはぼくに任せて、千春ちゃんは一刻も早く先生のところに」
「わかったわ、いずみをお願いね」
駆けていった千春に頷いた菊丸は、今度はいずみへと向き直る。
「とにかくまずは蛇を追い出さないと」
「う うん」

「よーし、これで一安心」
額に流れる汗を拭いながら、菊丸がようやく安心できたとばかりに呟いていた。
しかし当の本人。いずみは菊丸の一言に小刻みに体を震わせ、肩を怒らせて山中に響かんばかりの叫びを上げていた。
「なにが一安心よっ! どうして裸にされた挙句、縛られなきゃいけないのよっ!!」
菊丸の足元にはパンティ一枚の姿にされ、あまつさえ胸を上下に縄で圧迫された挙句に後ろ手に縛られたいずみがいたのだった。
「服を脱がなきゃ、蛇を捕まえられなかったでしょ。それに毒をもってるかもしれないし」
こんなこともあろうかと、ロープを持ってきてよかったよ。と得意になる。
「ど、毒‥」
菊丸の言葉に、怒りも露わだったいずみがぎくりと縛られた体を硬直させる。
(でへ、あの蛇は毒なんかもってなかったし、ここは治療の名目で楽しませてもらっちゃおうっと)
いずみの不安を利用して、またも悪戯を開始しようという菊丸なのだった。

「とにかく今は毒がこれ以上回らないようにしないと」
「でも、どうすれば‥」
「でへ、だいじょ~ぶ。ぼくに任せて」
言うなり菊丸はいずみの上下に縄目を受け、ラグビーボールのように変形した胸乳をがっしりと掴み上げるのだった。
「きゃあっあン!」
ビクンと喉を反らし、悲鳴をあげるいずみに構わず、菊丸はなおも胸を掴んだまま離さず、揉むように動かすのだ。
「な、なにを‥っ」
「いやあ、まずは患部を触診しないと♪」
「ふざけ‥っ、あ、アアッ、アン!」
医者でもないくせにっ、と続けようとした言葉は、しかし菊丸の胸乳責めにあっさりと阻まれてしまう。ただでさえ感じやすいバストは縄で圧迫され、よけいに感じやすくなっていた。
(うぷぷ~。あいかわらず感じやすいなあ、いずみちゃん)
柔らかくも芯のある弾力を楽しみながら、感じ始めの羞恥が勝る表情を盗み見る。
人一倍羞恥心も強く、理性に優れる美少女だけにこうして顔を真っ赤にして抗う瞬間の美しさは何にも勝るのだ。菊丸だけが知っているいずみの一番愛らしい顔である。
芋虫のような指を器用に使って、念入りに美少女の変形バストを揉みしだく。
その度にいずみはいかにも恥ずかしげに仰け反り、肩までの髪を振り乱して必死に喘ぎを抑えようとする。
「あ‥、くっ、ぅ、うぅっンっ!」
ひっきりなしに洩れてしまう喘ぎを唇を噛んで抑えようとしても、次々と襲ってくるゾクゾクとする感覚に堪らず声を漏らしてしまう。
(あ、ああっ! だめ、このままじゃまた‥っ)
いつものように菊丸のオモチャにされてしまうとわかっていても、一度責められ始めると体が言うことを聞かなくされてしまっていた。
あまつさえ両手を縛られ、自由を奪われていてはどうしようもなかった。
(おほほ~、いずみちゃん、勃起し始めましたよ~♪)
持ち上げるように両胸を支え、早くも勃起状態になろうとしている可憐な乳首を観察する。
根元から絞り上げるように胸乳を揉みあげながら、半勃起状態の乳首をさらに育てようと摘み上げ、クリクリと可愛がる。
「あっ、あああんっ!!」
ゾクゾクする刺激に耐え切れず、朱唇をいっぱいに開いてついにはっきりとした喘ぎをあげてしまう。
「いずみちゃん、触診してるだけなのにそんな声を出さないでよ~♪」
「こ、この‥っ、あ、あンっ、いや、いやあぁんっ!!」
キッと菊丸を睨みつけようとするのだが、乳首をクリクリと苛められ、途端に愛らしい喘ぎへと刷りかえられてしまう。
(ち、ちくびが‥、あ、ああ、だめえっ)
堪らない感覚に、どんどんいやらしく尖り始める自分の乳首を恥ずかしく思いながら、菊丸からの勃起調教に逆らえず、ついにはピーンと天を突き大人顔負けの状態を示してしまうのだった。
「う~ん、こんなに腫らしているなんて。やっぱり毒を吸い出さないと‥」
「な、なにを言って‥っ、や、やめさな‥い、いぃ~~~~~っ!?」
勃起乳首を毒のせいにして吸い出そうとする菊丸に、許さないと声を荒げるいずみだったが、勃起を抓まれ、上下に擦りあげられる動きに上体を反らして汗を撒き散らし喘いでしまう。
「いずみちゃん、今は一刻を争うんだ。とにかく毒を吸い出すしかないんだよっ!!」
「や、やあぁんっ、いい加減にしなさいっ!! あ、ああっ、やめてえっ!!」
唇をにゅうっと突き出し、勃起乳首へと近づいてくる菊丸から逃れようと身を揺するも、後ろ手に縛られたままで逃れることも出来ない。
(も、もう少し‥)
憧れの美少女の勃起乳首を口に含める感動は、何度味わっても忘れられるものではなく、目に涙まで浮かべて近づけていく。
(あ、あ‥このままじゃ‥)
また菊丸のざらついた舌で狂わされる恐怖に、いずみは縄目を受けたまま必死に暴れ続ける。
触れるか触れないか、という距離に近づいたそのとき。

「この‥、なにをやってるのよ、アンタは~~~~~~~~~っ!!!」
「ぶべっ!?」
菊丸は後頭部に目の玉が飛び出るような強い衝撃を受け、勃起を舐めようと伸ばしていた舌を噛んで蹲る。
「いずみちゃんが蛇に咬まれたって言うから、急いで来てみれば‥」
「お、お早いお着きで‥」
息を切らしたまま胸倉を掴む桂木先生に一言、そう答えるしかない菊丸であった。


「わ、わあ~っ、く、来るな、来るなってば?!」
ロープでグルグル巻きにされ、木から吊るされた菊丸の下には何匹もの蛇が集まり牙を剥いている。
あの後、毒蛇ではないと知らされたいずみのお仕置である。
「い、いずみちゃん、置いてかないでよっ、う、うわ、た、助けて~~~」

─せっかくのオリエンテーションも菊丸くんのせいで台無しよ!!─



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Comment & Trackback [12 comments]

  1. 山は危険がいっぱい。
    いずみちゃんはおっぱい。
    ・・・失礼しました。
    いきなり縛り上げちゃう所はさすがですが、毒蛇じゃなくて良かったですね。
    最近は口で吸い出す方法は危険らしいのです。
    まあ、変な所を吸い出すかもしれませんが。

  2. 先生は本当にお早いお着きでしたね
    もうちょっと人気のないところに隠れないといけませんね
    最近は本当に書庫の更新が多くていいですね~
    楽しみが増えました

  3. 全くけしからん乳首ですねぇ。
    (あ、あ‥このままじゃ‥)の後が気になります。
    これだけ敏感にされてしまってるんじゃ、
    乳首責めだけで昇天、なんてこともありそうなので。
    桂木先生、もうちょっと遅く来てほしかったですf(^^;。

  4. >Maxwellさん

    最初のタイトルは「夏の山には危険がいっぱい」という実も蓋もないものでした。
    リスペクト、オマージュ、インスパイヤ。まー、どれでもいいですけど。
    日本人は横文字に弱い。ルームシェアって同居じゃ駄目なん?
    毒の吸い出し方はルナ先生からりすぺくと。嘘だけど。

    >nagachaさん

    こういうのであれば一日もあれば書き上げられるんですが。
    それにしても結構な量を書いてきました。もうすぐ30本です。
    つか、10年近くこんなことやってるのか。すげーなー。

    >HATAKEさん

    けしからんですよ。ええ。
    いずみちゃんは乳首敏感なんです。
    菊丸くんにきっちり開発されてますから。

    桂木先生はちょっと嫉妬もあるので急いできました。

    しかし、今更なんですが、皆さんハンドルがアルファベットばかりなので、返信するときいつも辛いのでしたw

  5. 山登りにミニスカで行く無防備ないずみに素早く縛る菊丸と二人の性格が出ていると思います。それにしても無防備すぎですね、やはり開発されているから無意識のうちにミニスカ、ヒモパンを選んでいるのかな?

  6. これは随分と簡潔にまとめた感じですね。
    おそらくそれが目的の一つだと思いますが。
    文章と漫画の両面から味わうのもなかなか面白いですな。
    絵だけでは伝えられない部分を文字で、
    文字では伝えられないイメージを絵で、
    メディアミックスってのは本来こういう構造で行われるべきだと思うんですがね。
    展開は原作ばりの強引さがよい感じだと思います。いかにもハトキャらしいw
    毒がないとはいえ、蛇に咬まれた相手にイタズラできる菊丸は完全にプロですな。

    短くまとめた分、ネタ的には多少もったいない感じもしました。
    縄をかける最中、縛られることに対する反応とか、
    おっぱい責めで股間がこすれてからのもう一勝負とか、
    これによりヴィジュアル的にもパターンを増やせるんじゃないかな、とか。
    あまり妄想しすぎて簡潔さを忘れてしまいそうですがねw

    ラストの桂木先生は嫉妬が入ってる感じがしましたな、確かに。
    桂木先生のオチにでてくるいずみちゃんも
    似たような感情が混じっているのではないかと想像してしまう。
    心では嫌がっていても体と本音は正直だw
    思いこみでもこういう背景を定めていると内容の興奮が増しますねえ。

  7. >匿名得雄さん

    いずみちゃん、ミニスカは無意識に選んでるみたいです。
    無防備というかなんというか。
    本人は絶対に否定しますが、やっぱり菊丸くんの悪戯を体が望んでるみたいですね。

    >鏑矢さん

    元が漫画だったので、短いです。
    漫画は10ページと決めてましたし。
    この強引さがハートキャッチですね。つか、フツウな展開は見たことないや。

    もちろん、いつものノリだったらいずみちゃん、もっと酷い目にあってます。
    縛る前に可愛がって、力が抜けたところに縄掛け。
    そんで圧迫オッパイを延々と苛めてから、勃起乳首調教に入って。
    一段楽したら、蛇がまた来たよっ、と叫んだ菊丸に騙されて、ロープを蛇と勘違いしたまま、いつもの乾布摩擦責めですね。
    そんでギリギリのところで桂木先生に助けられるって寸法です。

    ちなみにいつものことですが、元の元では桂木先生が生贄でした。
    太腿咬まれてて、菊丸に毒を吸い出すんだっ、と口を付けられるうちに場所が移動して、大事なところを‥。
    で、延々と苛め抜かれて、いつものように菊丸にしがみついて泣き喚いているところを追いついてきた生徒たちに見られてしまうと。
    だらしないなあ、あいかわらず。

  8. いずみちゃんファンとしては、主人公だとうれしいですね。
    おっぱいや乳首の敏感さなど、最高です。
    みなさんの言う通り、桂木先生の到着がちょっと早くて残念ですけど。
    でも原作の色がとても出ていて、改めてハートキャッチのよさを
    実感できる作品だと思います。

  9. >mataさん

    主人公‥ああ、今回の生贄つか被害者ってことですね。
    いずみちゃんも千春ちゃんや桂木先生とまではいきませんが、一般的な高校生から比べれば、異常な感じやすさですから。
    今回はとにかく原作ぽくを意識しましたー。

  10. 山があるなら海もってことで、
    菊丸がいずみちゃんの身体に
    ボディペインティングで水着を描くってのも面白そうですね。
    もちろん、乳首は勃起するまで念入りに。
    「みんなの目が行くところだから、しっかりカムフラージュしないとね~」
    「だ、だからってそこばっかり…あ、あんっ、ば、バカぁっ!」
    でも、大事な部分はなぜか塗料の乗りが悪くて、
    拭いては塗り直し、を何度も繰り返し…
    「…はぁ、はぁ、あっ、あん…」
    「う~ん、これじゃらちがあかないなぁ…
    よし、「原因」を出し切ってスッキリしちゃおう!
    その方がいずみちゃんも気持ちいいでしょ?」
    「え、ええっ!? ちょ…」
    返答するより速く、菊丸の指が…
    「あっ、ああんっ、そんな…だ、だめぇ~っ!」
    とか。

  11. >HATAKEさん

    ボディペインティングネタは考えてました。
    はい。

  12. 吸われて欲しい・・・www(;´∀`)

    舌でねぶって欲しい・・・(;^ω^)

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